2016年 09月 27日
【青森県六戸 寒冷地古民家・苫米地家住宅】 |
先日も日本最古の古民家住居を見学しましたが、
温暖地域では古民家的な性能要件でもまだ「住む」ことは可能だと思われる。
冬をなんとか「耐えれば」暮らせるのかなぁと思えるけれど、
しかし寒冷地域の方では、さすがにそのままのかたちでは
継続して住み続けるというのはきびしいと思われ、
青森県では、江戸期の住宅というのはあんまり見学機会が少ない。
そういうなか、先日の青森県行脚時に六戸「道の駅」に建てられていたのが、
この「苫米地家住宅」であります。
WEBでの紹介には、以下のような記述。
〜六戸町において、奥入瀬川流域に現存する家屋のうちでは
最古と思われるのが、柳街の苫米地勲氏の住宅である。
苫米地家の由緒やこの家屋の建築年代を示す史料などは一切残されていないが、
上北地方の民家の建築手法の進展状況から比較してみると
おそらく江戸時代後半には建てられたものと推測される。(六戸町史より)
旧苫米地家住宅には、「しきだい(式台)」と呼ばれる施設が設けられており、
当時は武士階級の住宅に限られた出入口(建物正面左側)であったとされ、
身分や家の格式を表現する施設であったとみられる。 」とあります。
当初は六戸町大字柳町字柳町にありましたが平成4年に
六戸町指定有形文化財に指定され、平成17年に現在に移築保存されています。
〜という建物です。
六戸は次世代基準の地域区分で本州地域でありながら北海道同等地域にも近く、
積雪・寒冷とも列島内でも最高レベルの地域。
茅葺きの屋根の断熱は重厚ですが、あとは、形状がきわめてシンプルなこと、
そして、暖房と調理が一体化していて、
火力の集中が図られていることが見て取れました。
貴重な寒冷地古民家だと思います。
さて、全国のプロ野球ファンのみなさん、
ついに悲願のわが北海道日本ハムファイターズ、パリーグ優勝に王手です。
手に汗握るハラハラの展開ながら、優勝マジックはきのう一昨日の2日間で
一気に5から1に。。日ハム連勝、ソフトバンク連敗と思いもしない展開。
ここまで来たら、ファンとしては一喜一憂せず、ひたすら祈るしかない。
勝負事は下駄を履くまでは、なにが起こるかわからない。
あと3試合あるなかで、なんとか1勝めざして頑張って欲しい。
百里の道も、九十九里をもって半分と考えよという格言もある。
まずは、目の前の試合に全力投球して欲しいと思います。
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
by replankeigo
| 2016-09-27 06:22